急に足の親指の付け根が赤く腫れて痛くなる症状で、風が吹いても痛いということで「痛風」と呼ばれています。
夏は気温が高くなることで汗をかきやすくなり体内の水分が失われます。
水分が不足すると尿の量が減少し、体外へ排出されるはずの尿酸が体内にとどまりやすくなります。
その結果、尿酸値が高い状態が続き痛風発作の引き金になる可能性が高まるのです。
尿酸は食べ物や体の中にある「プリン体」という物質が分解されてできる老廃物です。
この季節は「プリン体」を多く含むアルコール飲料を摂取する機会も多くなりがちです。
ほかには、レバーや魚の干物なども「プリン体」を多く含みますので摂りすぎないよう気をつけましょう。
また果物に多く含まれる果糖にも尿酸を増やす作用があるそうなので控えめにしましょう。
激しい運動は尿酸値を上昇させやすいので避け、ウォーキングや水泳などの有酸素運動がおすすめです。